第7回HALSグループミーティング開催のご挨拶


謹啓 若葉の候、皆様におかれましては益々ご清祥のこととお慶び申し上げます。
「第7回HALSグループミーティング」を2016年10月1日(土)に、日本大学病院5F大会議室において開催致します。

 今回のテーマは、「HALS、可能性の探究」としました。これは現状のHALSの合理性や有用性を再確認し、今まで受け継がれてきた外科学の中で、どのようなものをHALSが受け継ぎ、今後の外科学の発展にどう結び付けていくかを皆さんとともに考えていきたいという熱き思いから掲げさせていただきました。
一般演題セッションでは臨床分野、疾患、術式にかかわらず実際にHALSを施行されている先生方に日常診療で得られたHALSの臨床経験や新たな知見、手技の工夫などについてご提示していただきたいと思っております。

 また今回の研究会では、実際にHALSを施行している先生方だけでなく、HALSに興味を持ち、導入を検討している先生方のために、明日からの臨床に生かすことができるような実践的なセッションを予定しております。1つ目は要望演題として「HALSの創からできること、できないこと」、「完全鏡視下からHALSへの移行」をテーマに据えて皆で議論をしたいと考えております。2つ目は「HALS手技のknack&pitfalls」と題したショートレクチャーを企画しております。第3回の本研究会で取り上げた胃、大腸領域に続いて、今回は肝臓、膵脾臓および食道領域でHALSを施行している先生にお集まりいだたくよう準備を進めております。ちょっとしたコツを皆さんで共有し、明日からの臨床に生かせていければと考えております。詳細はホームページ上で随時お知らせ致します。

 HALS手技を通じて外科医の引出しを十二分に広げることができるような実りある研究会にしていきたいと考えております。是非とも多くの皆様方にご参加いただきたきますよう心よりお願い申し上げます。

 謹白




2016年5月吉日
第7回HALSグループミーティング当番世話人
萩原 謙/日本大学病院消化器外科

 
 



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